かめぞう

zakkyの美術教育deトーク

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2009/05/16

『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』~ゴーギャン展・名古屋ボストン美術館にて平成21年6月21日まで

  • 『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』~ゴーギャン展・名古屋ボストン美術館にて平成21年6月21日まで画像

ゴーギャンの大作『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』(1897~98,油彩,カンヴァス,139.1×374.6cm,ボストン美術館)が名古屋で展示されています。
この大作『我々・・・』は,ゴーギャンが「遺書」がわりとして創り上げたもので,過去にゴーギャンが描いてきた様々なモチーフが描かれています。1つ1つのモチーフを見つめ,関連づけて見ていくと,いくつかの「物語」が生まれ出てきそうです。
果実を取ろうとしている者,果実を食べている者,2人で寄り添っている者たち,青白く光る偶像らしきもの,昼寝をしている赤ちゃん,頭を抱え悩む者,そして鑑賞者を意味ありげに見つめる女性。人間だけではなく,犬,ネコ,鳥などが描かれ,また,「楽園」らしきこの場所の不思議な風景が興味をそそります。
この作品をじっくり眺めながら,その世界観を楽しむのもよいし,ゴーギャンの描いてきたどの作品のどの部分が引用されているのかを見つけ出すのも面白いと思います。
私も実際に作品を目の前にしてみると,中央の人物あたりに見られる「黄色」が印象に残りました。そこだけに何か特別な光があたっているように思えたからです。両端上部にある黄色い部分も意味ありげで,気になりました。画面中央に起伏のある道があって,その道が画面全体をつなげ,一続きの物語を見ているように思われました。
みなさんは,この作品に何を見出され,どのようにお感じになりますか?ぜひ,ご自分の目で実際に作品をご覧ください。

次は,東京国立近代美術館(平成21年7月3日(金)~9月23日(水)祝まで)でゴーギャン展が引き続き行われるようです。

コメント(1)

2009/08/06

hakusuke そうそう,ガンダムのTBもしましたが,ゴーギャンも観に行ったんですよ。ゴーギャンあまり興味なかったけれど,改めて鑑賞したらとてもよかったです。

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プロフィール

zakky 小崎真(こざきまこと) 愛知県公立小学校教諭 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程) 所属学会:美術科教育学会,日本美術教育学会,大学美術教育学会,絵本学会,国際美術教育学会(InSEA)... もっと見る

  • 2009/06/13更新
  • 2007/11/25登録

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