かめぞう

zakkyの美術教育deトーク

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2009/05/12

100円ショップで見つけた拾いもの(2)~ゴッホのひまわりトランプ

  • 100円ショップで見つけた拾いもの(2)~ゴッホのひまわりトランプ画像

100円ショップで見つけた拾いものシリーズですが,今回は「絵画トランプ」と称された「ゴッホのひまわり」のトランプです。
このトランプは紙ではなく,何と「プラスチック100%」のもので,印刷もまあまあです。このトランプを使って遊ぶと,ひまわりのイメージが遊びながら身近になってくるのは間違いなさそうです。ただ残念なのは,前回のレオナルドのパズル,「最後の晩餐」と「モナリザ」が,作品名,作者名,制作年,サイズ,所蔵美術館と,作品に関わる情報が詳細に示されていたのに対し,この「絵画トランプ」は,ゴッホのゴの字も示されていません。それがまた「これってどっかで見たことがある」効果を醸し出していると言えるかもしれませんが・・・。
確かに,著作権の問題等で,レオナルド,ゴッホといった「名画」と呼ばれるものに限られているのは仕方がないことですが,それでも,作品のアイコンが「商品」として提示され,私のように隣に並んでいた「ディズニー」のトランプには目もくれず,思わず買ってしまう人がいることも事実なわけです。
私が「浮世絵」を身近に感じたのは,お茶漬けのおまけで入っていた名刺サイズのカード(何枚か集めて端っこを切って送ると,「富嶽三十六景」や「東海道53次」が全てもらえるというもの)であり,小さな切手に印刷された(特に,「趣味週間」の)「イメージ」からだったように思います。実際の浮世絵を見ると,いつも「ああ,昔見たことがある」と懐かしく思い出してしまいます。
また,美術館に「ポストカード」などのグッズを思わず買ってしまうのも,「身近」に置いておきたい,作品と関わっていくという行為の一つなのかもしれません。
複製された作品のイメージではあるもの,「どこかで見たことある」という経験が,作品に興味を持って見ることに効果があるのか,ないのかは,子どもたちの作品に関わっていく様子から見取ることができそうです。
このトランプ,せっかくですからジョーカーが「ピエロ」ではなく,「ゴッホの自画像」だったりしたら,洒落ているんですけどね。

コメント(2)

2009/05/13

tatamikun
zakky先生は美術の専門ということで質問ですが
当店に掛け軸で「畳祖神」があるのですが
神様がある職業というのも貴重だと思いますが
そのことについて詳しく分かるでしょうか?
↓資料です。
http://www.kanazawa-bidai.ac.jp/...北斎新雛形 全

2009/05/15

zakky tatamikun,コメントありがとうございます。
美術専門といっても,「教育畑」なのでたいしたことは言えませんが,畳の神様ということで,あらゆるものに神が宿るという日本的な信仰の一端ということでしょうか。
掛け軸は縁起物的なものもあるので,畳の神様の物語が考えられ,その内容が描かれているのかもしれません。文章をじっくり読んでいくと何かヒントになるかもしれませんね。だれが何のために考えたのか,興味があるところです。

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プロフィール

zakky 小崎真(こざきまこと) 愛知県公立小学校教諭 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程) 所属学会:美術科教育学会,日本美術教育学会,大学美術教育学会,絵本学会,国際美術教育学会(InSEA)... もっと見る

  • 2009/06/13更新
  • 2007/11/25登録

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